動画編集の副業に興味があるけど、オワコン?今さら遅い?
企業で副業が解禁されたり、政府から副業・兼業ガイドラインが発行されたり、副業が身近なものになっています。
副業の中でも、動画編集の副業に興味・関心を持っている方も多いのではないでしょうか。
YouTubeや企業広告などで動画コンテンツを見ない日はありません。
とはいえ、
- 動画編集の副業はオワコン?
- 動画編集を始めるのはもう遅い?
- 動画編集者は飽和状態?
など、「今さら始めるのは遅いかも…」と躊躇している方も少なくないでしょう。
実際に私が動画編集にチャレンジした際も、同じような悩みを抱えていました…!
結論、動画編集はオワコンではありません!まだまだ稼げます!
動画コンテンツはまだまだニーズがあり、今後も成長見込みがあります。
興味があれば、動画編集の副業チャレンジしてみることをおすすめします。
実際に動画編集の副業で月5〜10万円ほど稼いでいる私たちが、動画編集オワコン論ついて解説します。
動画編集がオワコンと言われる理由
インターネットやSNSを見ると、
- 動画編集 オワコン
- 動画編集 やめとけ
- 動画編集 稼げない
というキーワードをちらほら見かけます。
なぜ動画編集はオワコンと言われるようになったのでしょうか?
その理由としては、大きく以下3つが挙げられます。
- 編集ツール・アプリの進化
- AIツールの登場
- 編集者増加による価格競争
理由①
編集ツール・アプリの進化
スマートフォンで動画を編集できる無料ツール・アプリが増えています。
これにより、編集スキルがなくとも一定のクオリティの動画が誰でも簡単に作れるようになりました。
もちろん、専用の編集ソフト・編集スキルがないと作成できない動画も多くありますが、趣味の動画であれば、無料ツール・アプリで十分になっています。
理由②
AIツールの進化
AIツールの進化も、動画編集オワコン論に拍車をかけています。
最近は、動画編集ソフトにAIを活用した自動編集機能が搭載されています。
例えば、AdobeのPremiere Proには、音声データに基づいた自動文字起こし機能が搭載されています。
これにより、従来の手作業の編集がかなり効率化されています。
動画編集者の一部の作業がAIに成り替わっており、結果として動画編集者が淘汰されつつあります。
理由③
編集者増加による価格競争
副業やフリーランスとして動画編集を始める人が増えています。
その結果、価格競争が発生。
テロップ挿入やカットといった単純な編集作業は、低単価でしか受注が難しくなっています。
「動画編集はもう稼げないのでは?」と言われる大きな理由です。
動画編集はオワコンではない
では、本当に動画編集はもうオワコンなのでしょうか?
実際、動画編集はオワコンではありません!まだまだ稼げます!
むしろ、今後の動画市場の成長を見据えると、動画編集の需要はさらに高まる可能性があります。
動画編集の市場状況
2023年のサイバーエージェントの調査によると、2023年の動画広告市場は、昨年対比112%成長の6,253億円。
2027年には1兆228億円に達すると予測されています。
直近でも市場が拡大しており、今後も継続して動画編集市場は拡大していくことが分かります。
SNSの多様化や5Gの普及により、動画の消費はますます増加。
動画コンテンツは個人の趣味だけでなく、企業のPR、マーケティング教育コンテンツ、さらには社内のトレーニングビデオにまで普及しています。
つまり、それだけ動画編集者が求められているということです!
体感としても動画編集ニーズは増加
現役動画編集者の筆者の体感としても、動画編集のニーズは増えていると感じています。
私は3,4年前に動画編集を始めましたが、当時よりも動画コンテンツは確実に増加。
それに伴い、編集案件のニーズも増えていると実感しています。
特に、以前よりもクオリティの高い編集が求められています。
テロップ挿入やカットといった単純な編集は無料ツールやソフトでも十分ですから、ハイライト動画やアニメーション動画などといった、動画編集者にしかできない編集にクライアントはお金を払います。
編集ニーズの中身が、徐々に変わってきていると実感しています!
稼げる動画編集者になるためのポイント
動画編集ニーズに伴い、動画編集者が増えているのも事実。
たくさんの動画編集者がいる中で、どうすれば“稼げる”動画編集者になれるでしょうか?
稼ぐためのポイントは以下5点です。
- 動画編集に早く参入する
- 法人と取引する
- 時短にこだわる
- 高度な編集スキルを身につける
- 上流工程に携わる
それぞれの内容について見ていきましょう!
ポイント①
動画編集に早く参入する
「いかに早く動画編集に参入するか」は、稼ぐ上でかなり重要です。
例えば、編集暦数ヶ月の新人編集者と編集暦数年のベテラン編集者、どちらに仕事を依頼したいでしょうか?
後者であることは明らかです。
これからあと数年、動画編集市場の拡大が見込まれる中では、早めに動画編集にチャレンジすることで、その分稼げるチャンスが増えます。
実際、私は3,4年目に動画編集を始めましたが、当時も動画編集オワコン論がありました。
そんな中で動画編集を始め、今ではベテランに部類される編集者になっています。
振り返ってみると、当時のオワコン論に振り回されずに初めて良かったと心から実感しています。
いつの時代も、どの業界も、早々にチャレンジした人がやはり強いです!
ポイント②
法人と取引する
動画編集者として稼ぐために、法人との取引を目指しましょう。
やはり、個人と法人では持っている案件の規模や予算が異なります。
法人案件の方が、案件が大きく単価アップが期待できます。
法人と取引するためには、編集実績をコツコツと積み重ね、それをポートフォリオとして見える形にすることが大切です。
また法人は、編集スキルだけでなく、納期厳守や品質管理の徹底、連絡のこまめさといったビジネススキルも重視します。
単価は高くとも、案件がスムーズに進むよう、信頼できる編集者に発注するというわけです。
法人取引が成功すれば、リピート案件や長期契約の可能性も広がり、安定した収入が見込めるようになります。
法人取引するには、
- 法人へ直接営業する
- クラウドサービスに登録している法人へ提案する
- 動画編集スクールで法人案件を紹介してもらう
などといった方法が挙げられます。
ポイント③
時短にこだわる
収益性を高めるためには、編集作業の効率化が欠かせません。
動画編集には細かな作業が多く、時間がかかりがち。
ですが、ショートカットキーやAI機能を駆使することで、作業を大幅に短縮することが可能です。
数秒の時短でも積み重ねると、数分、数十分という時間の差が生まれます。
また、AIを活用した自動編集機能も進化しており、単調な作業をAIに任せることで、クリエイティブな部分に集中できる環境が整ってきています。
時短にこだわって作業することよって、一つの動画を完成させるまでにかかる時間をぐっと削減でき、結果として収益性がアップします。
ポイント④
高度な編集スキルを身につける
単価を上げる確実な方法としては、プロにしかできない高度な編集スキルを身につけることが挙げられます。
基本的なカットやテロップ挿入といった案件もありますが、2,000円〜5,000円程度の低単価になりがち。
“稼ぐ”という観点では、なかなか物足りないです。
例えば、
- アニメーション作成
- 色調補正
- 3Dエフェクト
などといったより専門的な編集ができると、高単価案件を獲得できるようになります。
また、動画編集のトレンドや手法はどんどん変化しているため、最新トレンドを追いかけ、スキルセットをアップデートしていくことも重要です。
- 動画編集のコミュニティで最新トレンドをキャッチアップする
- 動画編集スクールで情報を入手する
などといった方法がおすすめです。
ポイント⑤
上流工程に携わる
動画作成は、編集作業だけではありません。
- 動画の企画、絵コンテ作成
- 動画撮影
- 編集作業
- …etc
など、必要な作業は多岐に渡ります。
動画編集だけでなく、企画や絵コンテ作成といった上流工程にも携わることで、稼げるチャンスが広がります。
上流工程に携わるためには、動画の企画や編集の引き出しを増やしておくことが重要。
動画編集を行う中でも、クライアントに
- こういう演出方法があります
- こういった表現もできます
- こういうのがトレンドです
など、“プロ”の動画編集者としての提案・アドバイスできれば、付加価値が生まれます。
動画編集を副業にするメリット
動画編集以外にも副業の選択肢は多くあります。
そんな中で、動画編集を副業とするメリットは何でしょうか?
現役動画編集者としては、以下5点が挙げられると考えています。
- 世の中のニーズがある
- 未経験からでも稼げる
- 「好き」を強みにできる
- いつでも、どこでも働ける
- 資産性がある
メリット①
世の中のニーズがある
副業で稼ぐということは、そのお仕事に対してお金を払う方がいる(=ニーズがある)ということです。
ニーズがあればあるほど、稼ぐチャンスは高まっていきます。
この点、動画編集のニーズは非常に高いです。
動画編集の短期的なニーズと言えば、いわずもがなYouTubeの存在。
YouTubeの動画を企画して、撮影して、編集して…といった一連の作業を行うのは、非常に労力が必要です。
そのため、動画編集を外部委託するニーズは一定数存在します。
中期的なニーズとしては、結婚式の動画編集や企業のプロモーション動画作成などが挙げられます。
結婚式や企業のプロモーション動画等の方が求められるクオリティが高い傾向にあるため、高単価での受注が狙いやすいです。
短期的・中期的に見てもニーズは高いと言えるため、「案件がなくて稼げない」といった事態にはなりません。
また、前述の通り、動画編集市場は今後さらに拡大すると見込まれています。
実際に動画編集の需要があることは、肌で感じています!
メリット②
未経験からでも稼げる
副業を始めるにおいて気になるのは、未経験からでも動画編集は稼げるか?という点ですよね。
ぶっちゃけ、未経験からでも動画編集は稼げます。
理由としては、動画編集の学習環境が整っているためです。
実際に、“未経験からでも稼げる”ことをコンセプトとしている動画編集スクールは多くあります。
体系的に編集スキルを学べるだけでなく、プロからフィードバックがもらえるため、メキメキとスキルを伸ばすことができます。
また、
- 営業スキルも学べる
- 案件を紹介してもらえる
- 単価交渉方法を相談できる
などといったサポートがある動画編集スクールもあります。
動画編集って難しそう…と思いがちですが、学習環境が整備されているため、未経験からでも安心してチャレンジできます!
私も完全未経験からチャレンジし、今では安定して稼げるようになりました!
メリット③
「好き」を強みにできる
YouTubeを見てわかるように、動画には
- スポーツ
- 美容
- 教育
- …etc
様々なジャンルがあります。
動画編集と一言に言っても、どのジャンルの動画編集をするかによって、編集方法も異なります。
動画編集では、自分自身の興味・関心を強みとして活かすことができます。
その強みは、他の編集者との差別化要素にもなり、稼ぐ上でも重要。
強みと言えるほど興味があるものが無い…と悩んでる方も、難しく考える必要はありません。
例えば、下記のようなイメージです。
料理を よく作るなら? | 料理レシピ動画 実際に料理をする人の気持ちにたって、分かりやすい編集ができるでしょう。 また、ご自分の料理の幅も広がり一石二鳥。 |
動物が 好きなら? | ペット動画 ペットの気持ちを汲み取った編集ができるでしょう。 また、ペットが一番可愛らしく見えるカットも作れるかもしれません。 |
スポーツ経験が あるなら? | スポーツ動画 スポーツ動画は、専門用語やルールなど編集するには知識が必要です。 ご自身の経験がそのまま強みになります。 |
自分の興味・関心を、動画編集という形で副業の強みにできるのは嬉しいですよね。
メリット④
いつでも、どこでも働ける
動画編集は、PC一台あればいつでもどこでも自由に働けます。
時間や場所の制約がないのは、動画編集を副業にする大きなメリットと言えるでしょう。
実際に私も、時間や場所の制約がないため「本業」と「副業」の両立ができています。
基本的に在宅で動画編集を行なっていますが、気分転換にカフェや公園で作業を行うことも。
また、平日のちょっとした隙間時間に編集作業を進められるのも嬉しいポイントです。
柔軟な働き方ができています!
メリット⑤
資産性がある
編集した動画はあなたのポートフォリオになります。
あなたのポートフォリオは、あなたの資産。
ポートフォリオを公開することで、「こんな動画編集ができます」というアピールになります。
そして、次の案件獲得に繋げることができます。
こういった積み重ねにより、実績が見える形で残り、単価アップ・収益性アップに繋がります。
成果物が資産となり、次の収益を生むということです!
動画編集を副業にするデメリット
メリットが多い動画編集の副業ですが、もちろんデメリットもあります。
現役動画編集者としては、以下3点が挙げられると考えています。
- 初期投資が必要
- 採算のコントロールが必要
- 実績がつくまでは、稼ぎにくい
デメリット①
初期投資が必要
動画編集を始めるにあたり、初期費用として一定の金額が必要になります。
- 動画編集PC
- 動画編集ツール
の準備はマストです。
ただ、初期投資が必要ということは、言い換えれば、参入障壁が高いということになります。
動画編集は、初期投資をした人にしかできない副業ということです。
つまり、競合が少なく価格競争が比較的起きにくいということになります。
参考までに、最初に用意すべき動画編集PCと動画編集ツールについて下記にまとめました。
気になった方はご覧ください。
最近では、より安価なハイスペックPCが登場しており、動画編集にチャレンジしやすくなっています。
例えばMacの場合、今まではお値段30万円程のMacBookProが必要でした。
しかしながら廉価版のMacBookAirにM3チップ、M4チップ(Appleが独自開発した高性能チップ)が搭載されたことにより、MacBookAirでも一通りの動画編集が可能になっています。
MacBookAirも決して安い買い物ではないですが、一度チェックしてみる価値があります。
動画編集で稼ぐなら、動画編集ツールはAdobeのPremiere Proの一択です。(私たちも使用しています。)
Premiere Proは映画などのプロの現場でも使われているほど、代表的な動画編集ツールです。
実際に今まで任せていただいた案件の中でも「動画編集ツールはPremiere Pro指定で!」という案件がいくつもありました。
デメリット②
採算のコントロールが必要
動画編集において妥協しないことは大切です。
しかし、編集内容をこだわれる分、明確な終わりがありません。
例えば、5000円の案件を10時間かけて編集していては、ビジネスとして採算が取れているとは言い難いでしょう。
また、発注側もそこまでのクオリティを求めていないかもしれません。
明確にゴールを作って、編集を進めていくことが大切です。
僕たちも初めの頃は、かなり時間をかけて作業してました…(苦笑)
メリハリをつけて進めることが重要です!
デメリット③
実績がつくまでは、稼ぎにくい(≠オワコン)
いくら動画編集の需要があるとはいえ、実績が少ないうちは、なかなか仕事を得るのは難しいのも事実。
もしあなたが購入者側だとしたら、販売実績がある人とない人どちらに発注しますか?
前者ですよね。
しかし、心配する必要はありません。
誰もが初めは実績ゼロからのスタート。
工夫次第で、実績はいくらでも積むことができます。
実際に私は未経験から動画編集の副業を始め、現在では安定して稼ぐことに成功しています。
動画編集を副業にする上で初心者が知っておくべき事実と対策法については、下記の記事にまとめています。
ココナラ以外のスキルシェアサービスでも参考になる内容です。
動画編集の副業を始めたい方へ
これから動画編集の副業を始めたい方は、自分に合った動画編集スクールでスキルを身につけるのがオススメです。
動画編集スクールで編集スキルを学ぶことで、
- 効率的に最短でスキルを身につけられる
- モチベーションの維持ができる
- 案件獲得までサポートしてもらえる
などいったメリットがあり、最短距離で稼げるようになります。
初期費用の回収までの時間を考えると、圧倒的に独学よりも効率的!
とはいえ、動画編集スクールは安い出費ではないため、スクール選びの失敗は絶対に避けたいところ。
結論、動画編集スクール選びで失敗しないためには、複数の動画編集スクールを比較検討が必須です!
比較検討を行うことによって、各スクールの強みや特徴が見えてきます。
まずは気になる動画編集スクールの無料相談会にどんどん参加することをオススメします。
数ある動画編集スクールの中でも「デジハク」というスクールでは、“自ら稼ぐスキルを身につける”ということにこだわっています。
- 厳選フリーランス講師によるマンツーマンサポート
- 受講生の目的に沿った柔軟性の高いカリキュラム
- 営業スキル(提案や単価交渉など)のアドバイス
といった魅力があり、着実に稼ぐスキルを身につけられます。
特に、厳選フリーランス講師によるフィードバックで、加速度的に成長できるのが大きなメリット!
現役動画編集者の私も、実際にスキルアップのためにデジハクに通っています!
動画編集スクール選びは、比較検討が必須です。
少しでも興味があれば、まずは無料相談会で詳しいカリキュラム・サポート内容を確認してみましょう!
まずは無料相談会に参加!
現役動画編集者の私がデジハク受講を決めた理由は、以下で解説しています。
【動画編集スクールデジハクの評判】受講生の筆者がリアルな体験談を含めご紹介!その他、ぜひ比較検討してほしい動画編集スクールは以下でまとめています。
未経験者向け動画編集スクール5選!初期費用を抑えて動画編集を学ぶ【PCレンタル・動画編集ソフト無料】まとめ
今回は、実際に動画編集の副業で稼いでいる私たちが、動画編集オワコン論について解説しました。
インターネットやSNSでは「動画編集オワコン」というキーワードを見かけたりしますが、動画編集の需要は拡大し続けており、まだまだ稼げます。
また、動画編集を副業にするメリットも多くあります!
興味があれば、動画編集の副業チャレンジしてみることをおすすめします。
動画編集の副業の実態が気になる方は、以下もあわせてチェックしてみてください。
会社員こそ動画編集の副業を始めるべき8つの理由!未経験からでも稼げる【実体験あり】 【動画編集の副業は稼げない?】私たちのリアルな副業収益を大公開!売上推移•受注単価も全て見せます最後までお読みいただきありがとうございました。